番外編(川島雄三作品) NEW2016.4.25
『あした来る人』 川島雄三監督
1955年 日活

NEW 2018.4.10 画面写真追加

井上靖原作の文芸映画。DVDはTSUTAYA等でレンタルもある。
前半、芦屋に住む実業家・梶大介(山村聰)が東京出張の際、
パトロンになっている銀座の洋品店の山名杏子(新珠三千代)と散策する
東京・文京区「小石川植物園」。
新珠三千代は川島映画に限らず「愛人役」が多い。
少しかすれた声が何とも色っぽい。


散策シーンの最初に登場する南米原産のパンパスグラスという植物。
映画では新珠三千代が案内板に書かれた名前を読むが、現在はその案内板は見当たらなかった。



二人が立ち止まり会話をする場所あたり。
「小石川植物園」の正門から本館に向かうゆるやかな坂道。


上記場所から登ったあたり。二人が立ち止まり会話をする。
後ろに見えるのは本館の建物(下の写真)。映画にも二人の後方に映っている。


二人が戻って来る「正門」前の道。左側の「ソテツ」も映画の中に映っている。
映画では、2枚目の写真のあたりに自動車(タクシーかハイヤー?)を停めている。
園内図は現在は右(バイクの横)にあるが、映画では写真の左側(ソテツの前あたり)にあった。
広大な植物園だが、映画の撮影は正門周辺に限られているようだ。




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